ついに野菜育て始めました
私事ですが、ついに畑で野菜を育ててみることになりました!
というのも、
私は、縁あって幼稚園から現在の職場でも一緒に働いているという、大好きな大好きな友達の家の古民家に住んでいます。
Wi-Fiがないと電波も入りにくいような自然に囲まれた環境です。
隣の家の方は、農業と畜産を営んでいて、
牛もすぐそばにいるという、なんとも素晴らしすぎる環境で生活させていただいているのですが、
我が家の前の畑にずっと何も植っていないことはそれなりに気にはなっていました。
が、野菜を育てることなど私にできるのだろうか?という疑念があり、
なんなら私の周りの人たちも、
あなたには野菜を育てることなどできるはずがない!
とも思ってもらっている気もしていたので、
そのまま、ただひたすらに毎日を過ごして生きていたのです(なんか大げさ)。
では、なぜそんな私が野菜を育てようという気になったかというと、
きっかけは、隣の家のお父さんでした。
何気ない立ち話をしたときに、
「あの畑、何か育てたらいいんじゃないかなー?と思ったりするけど」
と私が言うと、
「あそこは土に栄養がない。見たらわかる。」
と、占い師みたいなことを言うんです。
私「え?なんでわかるん?」
隣の父「そりゃ、土の状態見たらわかるわ!ひそ(長いこと)何もうえちょらん(植えてない)けん土が弱っちょん(弱ってる)」
と。ちょっと方言強すぎるから、こっから私の言葉に変えて隣の家のお父さんが言ったことをまとめると。
野菜を作るには土を育てる必要がある。
土を育てるのには3年かかる。
何も育てなくなると土は弱ってしまう。
肥料は自然のもの(牛さんのうんちなど)で作った堆肥を撒いた方がいい。
(地域で作っている堆肥がある)科学的な肥料で作った野菜は少し苦くなる。(あまり大きな声で言うなと言われたのにブログに書いてしまっています。笑)
苦い野菜は野生の動物すら食べない。
と色々教えてくれたんです。
その中でも、私が野菜作りに魅力を感じたのは
「でも結局な、野菜は毎日話しかけんと美味しくはならん。雑草が生えたらとっちゃって、毎日毎日声かけちゃるんじゃ。それが一番大事」
と。
そうなん(目キラキラ)!!!!
多分隣のお父さんからしたら、
そんなことも知らんのか?と言う感じに思ったと思うし、
え?そこで目がキラキラするとか意味わからん!と思ったと思うけど、
私は、とても感動したんです。
農業って、正直しんどい部分いっぱいあると思うんですよ。
夏は暑いし、冬は寒いし。
環境が外だから、ダイレクトにその影響を受けるし・・・。
しかも、台風などの災害で一気にダメになる。みたいなこともある。
一方で見ると、修行のような感覚になる。
でも、隣の家のお父さんはそんな感じじゃなかった。
もちろん、そう言う気持ちもあるんだろうけど、
美味しい野菜を作るということにめちゃくちゃ情熱があった。
そして、本当に生き物(命)として大切に扱っていた。
私はそんな世界を知らずに野菜加工をやってるなんて恥ずかしさすら覚えた。
だからってわけではないんだけど、
とにかく、野菜を育てるってことをやってみたいと思った。
話しかけたり、水をあげたり。
もちろん大変さもあるんだろうけど、
経験したくなったんです。
で、結局、隣の家のお父さんや、この家の持ち主であるお父さんが
畑の土をトラクターでおこしてくれたり、
堆肥を撒いてくれたり。
そして、いざ植える時には、
隣の家の一家全員で、何から何まで教えてくれて、道具とか貸してくれて。
なんか、感無量!(まだ野菜できてないんだけどね)
野菜植えてみたいって言ってよかったなと改めて思います。
でね、野菜育ててみて思ったんだけど、
雨ってありがたいね。
毎日お水をあげるんだけど、
どうしても夏の暑さにはちょっと水まいたくらいだと負けてしまう。
でも、雨が降ってくれると超ハッピーラッキーな気分になれる。
今までの人生、雨が降るとどんより気持ちもブルーだぜ。
みたいになってたけど、
ハッピー!!!ってなる。
農業ってさ、自然という当たり前にあるものに感謝できるとても良い機会を与えてくれるなと、そういう魅力にも気づけてよかったです。
このブログでもたまに野菜の成長を報告できたらなと思います。
ちなみに植えた野菜たちはこちら。
我が家の総監督、その名も「炭治郎」から見守られながら。笑
もしやこの子が、野生動物から野菜を守ってくれたりして。
いや、食べられてもいいんよ。それは野菜がおいしいと言う証拠ですから!笑
たまにはこんなブログもありでしょ!!
またお会いしましょう。